料理好きが使う!包丁・鍋・フライパンなどプレゼントして貰えると嬉しい逸材調理道具!

趣味の世界

みなさん、こんにちは!

みなさんの周りには、料理好きの方はいますか?
私は、料理が趣味のひとつでもあり、普段からキッチンに立っては、ビールを片手に料理しながら楽しんでいます。
料理をしていると、調理道具が気になる事があります。
「包丁の切れが悪くなったな」とか「鍋やフライパンの傷が多くなってきたな」とか「バーナーが欲しいけど、わざわざ買うほどの物じゃないな」など、小さな事ですが、気になったりするものです。

もし、みなさんの周りに料理好きの友人や家族がいたら、同じ様な悩みを抱えているのではないでしょうか。
そんな料理好きな人へ「こんなものを貰ったら喜んでくれるかな」という物を今回はブログで紹介したいと思います。

美味しい料理を作るためには、よい調理道具は重要です!
自分で買うには手が出ないけど、買い替えるにはもったいないけど、プレゼントで貰えるなら嬉しい!
そんな、料理好きに贈るには、ぴったりな逸品調理道具をご紹介いたします。

是非、参考にして頂けると嬉しいです!!

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1. 高品質な包丁セット

料理の基本とも言える包丁は、料理好きにとって欠かせないアイテムです。
良質な包丁セットは、正確なカットや調理効率の向上を支援してくれます。
日本の伝統的な和包丁や、洋式のシェフナイフ、パリンガイフなど、用途に合わせた包丁が揃ったセットは、料理のバリエーションを広げる手助けとなることでしょう。

2. プロ仕様の鍋セット

料理の幅を広げるためには、適切な鍋が不可欠です。
深さや大きさの異なる鍋がセットになったプロ仕様の鍋セットは、ソースやスープ、煮込み料理など、さまざまな調理に対応できる頼もしい存在です。
熱効率の良い素材や、耐久性に優れた仕上げが料理好きの心を掴むことでしょう。

3. 多機能なフライパン

フライパンは料理の幅を広げる重要なアイテムの一つです。
焼く、炒める、蒸すなど、さまざまな調理法に使える多機能なフライパンは、料理家の強い味方となります。
さらに、焦げつきにくいコーティングや、熱の均一伝導をサポートするテクノロジーが施されたフライパンは、料理の成功を後押ししてくれることでしょう。

4. クリエイティブな調理ツールセット

料理好きは常に新しいアイデアを追求し、クリエイティブな料理に挑戦します。
そこで、クリエイティブな調理をサポートするユニークな調理ツールセットも素晴らしいプレゼントアイデアです。
例えば、野菜を面白い形にカットするための特殊なカッターセットや、手作りパスタを楽しむためのパスタメーカーなどがあります。

5. 便利なキッチンガジェット

料理好きのキッチンには、効率的な調理をサポートする便利なガジェットが揃っていることでしょう。
ジューサーやブレンダー、電動ハンドミキサーなど、食材の調理や加工を簡単に行えるツールは、料理の楽しさを一層引き立ててくれます。

中間まとめ

料理好きへのプレゼント選びは、相手の好みや使い方を考える楽しい作業です。
プロ仕様の調理道具を贈ることで、料理好きの心を豊かにし、彼らの料理の才能を更に輝かせてあげましょう。
贈られた逸品調理道具が、美味しい料理と幸せな時間を生み出すお手伝いをしてくれることでしょう。

ここで、例として「包丁」を題材に、もう少し掘り下げてまとめてみたいと思います。

包丁のグレードについて

普段何気なく使っている包丁ですが、この「包丁」にもランクがあります。
一般的に家庭用で使っている「包丁」を仮にミドルグレードだと仮定すると、以下の様になります。

  1. 高級鋼材を使用したプロフェッショナルグレード包丁
    これらの包丁は、高品質な鋼材(例: 青紙鋼、白紙鋼など)を使用し、熟練した職人によって手作業で製造されます。
    刃の硬度や切れ味に優れており、プロの料理人や包丁愛好家に高く評価されています。
    繊細な手入れと適切な使用法が必要です。
  2. セミプロフェッショナルグレード包丁
    こちらも高品質な鋼材を使用し、工場で一部機械加工されることが多いです。
    プロの料理人にとっては高度な性能を提供しますが、扱いやすさも考慮されており、一般の家庭でも使いやすい仕様となっています。
  3. ミドルグレード包丁
    一般的な家庭用包丁に該当します。
    中程度の品質の鋼材が使用され、一般的な調理作業に対応できる切れ味を持ちます。
    価格も手頃で、日常的な料理作業に適しています。
  4. エントリーグレード包丁
    初心者向けの包丁として位置づけられます。
    低価格で手に入ることが多く、基本的な料理作業に使用されます。
    耐久性や切れ味はプロフェッショナルグレードには及びませんが、手入れをしっかり行えば十分に使用できます。
  5. 特殊用途包丁
    特定の調理作業に特化した包丁もあります。
    例えば、魚を捌くための魚庖丁や、刺身を切るための刺身包丁などがあります。
    これらの包丁は、その特定の目的に向けて設計されており、特殊な刃形や形状を持つことが特徴です。

包丁の選び方には、料理のスタイルや好み、予算などが影響します。
高級な包丁は確かに優れた性能を持っていますが、適切な手入れと取り扱いが必要です。
一方で、普段の家庭料理に十分な性能を発揮するミドルグレードの包丁も多く存在します。
料理の頻度や目的に応じて、最適な包丁を選ぶことが大切です。

青紙スーパー

「青紙スーパー」って聞いたことありますか?
「青紙スーパー」とは、日本の刃物製造において使用される特定の鋼材の等級を示す呼び名です。
日本の刃物文化は長い歴史を持ち、異なる種類の鋼材が刃物製造に使用されてきました。
これらの鋼材は、刃物の性能や耐久性に影響を与えます。

「青紙スーパー」は、主に日本の刃物メーカーで使用される鋼材の一つで、高品質な刃物を作るために用いられます。
これは日本の伝統的な鋼材である「青紙鋼」(Aogami Hagane)をベースに、特殊な製造プロセスによって改良されたものです。

青紙鋼」は、その硬度と切れ味で知られており、刃物製造に使用されることがあります。
しかし、硬さのために割れやすいという課題もあります。
そこで、「青紙スーパー」は、青紙鋼の優れた切れ味を保ちつつも、割れにくさを向上させた鋼材として開発されました。

青紙スーパーは、他の一般的な刃物用鋼材と比較しても高い硬度を持ち、そのために優れた切れ味を提供します。
しかし、硬度を持ちながらも耐久性が高い特徴も備えており、割れにくさが向上しています。
このバランスの取れた性能は、プロの料理人や刃物愛好家にとって魅力的な特徴となっています。

「青紙スーパー」は、日本の刃物メーカーや職人によって使用されることがあり、高品質な刃物の製造に活用されています。
刃物愛好家や料理好きの間でも評価されており、優れた切れ味と耐久性を求める人々にとって価値のある素材とされています。

切れ味抜群の包丁:過去の刀匠たち

日本の包丁文化には古くからの伝承があります。
以前、江戸時代くらいまでは、日本各地の刀鍛冶で日本刀が造られていました。
日本人は、海外の人と比べても体格が小さく、力も弱いため、継続して大きなソードや槍などを力任せに振り回す事が困難な人種だったとされています。

そこで独自に発展した日本刀は、切れ味をとことん追求し、最低限の動きとスピード、鋭い切れ味から生み出される殺傷能力が求められたと言われています。
江戸から明治に移り、時代が変わっていくなかで、廃刀令が引かれ、日本刀の製造は一部の国の認可を受けた刀匠以外は作る事を禁止されていきます。

そこで、刀匠のとった行動は、日常使いである「包丁」などの刃物を作る事。
その包丁作りに、刀匠の技術がいまでも伝承されています。

ただし、日本刀は玉鋼(たまはがね)と呼ばれる鋼を使って製造されますが、現在の包丁は技術の進歩とともに材料や技術を進化させてきたため、「日本刀より包丁の方が切れる」と刀匠の方はいうそうです。

日本の包丁たち

世界でも切味が最高ランクといわれる日本の包丁。
その包丁のメーカーさんたちをいくつかご紹介いたします。
この切れ味を持って、料理好きな人へプレゼントできると喜ばれるかもしれませんね。

◆藤次郎株式会社

農機具の刃物製造から発展。いまでは世界にはばたく包丁メーカー。
有償だが包丁の研ぎ直しサービスを実施しているため、職人さんが手を入れてくれる安心サービス。
切れ味のもう一歩先へ、最高の道具を手にした満足感をテーマに最高の包丁を製造。
https://tojiro.net/

◆株式会社 藤原照康刃物工芸

明治3年より続く老舗の刃物工芸社。
鍬、鎌などの製造からスタートしているが、文化庁より刀匠の認可を受けている会社さん。
刀鍛冶の技を包丁に落とし込んだ完全に手作りの包丁を製造。
https://www.teruyasu.jp/

◆株式会社 青木刃物製作所
1947年堺打刃物卸店として創業。
鍛冶師と刃研師が社内で存在されていて、技術継承をしながら伝統の技を守り続ける職人が存在。
https://aoki-hamono.co.jp/

青紙スーパーを取り扱う包丁

最高品質と名高い青紙スーパー鋼。
その青鋼を使った、最高の包丁をつくっている会社さんを紹介。

◆由宗刃物(Yoshimune Knives)

2020年3月に設立されたまだ若い会社ですが、100年続く包丁製造会社との共同で立上げた会社さん。
日本刀の製造技術を継承し、世界各国にネット販売されています。
青紙スーパーを使った包丁も製造しています。
https://yoshimuneknives.com/

◆一文字厨器株式会社

慶安初期の刀匠、一文字成宗をブランドのルーツとし、2,000種類以上の包丁店舗を持たれています。
600年続く堺刃物の伝統を継承し、料理人たちの要望に応え続けた結果生み出された一品。
包丁は大切な物とし、一生物として扱ってほしい、そういう思いから無料の名入れサービスも実施されています。
https://www.ichimonji.co.jp/

◆三浦刃物店

和包丁から洋包丁まで、世界各国の包丁を取り扱いしている三浦刃物店さん。
有償ですが、研ぎ直しや名入れのサービスまでやってくれるとても親切な刃物店。
総合的な取り扱いをしているので、上記で記載している包丁も取り扱っています。
サイト内で検索する際に、「鋼」から探せるという変わった検索方法をもっているサイト。
https://miuraknives.jp/

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、調理道具の中でも、特に「包丁」に観点を置きました。
料理好きの人もこの上位クラスの包丁を使った事がない人は当然多いのではないかと思います。
プロの料理人の方で、こだわりを持って使われている方はいらっしゃると思います。

包丁は日本刀と同じで、使ったら手入れが必要です。
研ぐことはもちろんですが、鋼は水気を嫌うので、食洗器に掛ける事はできませんし、水気をしっかり取ってあげなければ錆びてしまいます。

私も料理をしますが、自分でこのクラスの包丁を買うことはしません。
いま使っている包丁で十分使えると思っていますが、青紙スーパー鋼を使った包丁がどれだけ切れるのか知りたいと思う好奇心はあります。

もし、みなさんが料理好きの方にプレゼントされる機会などがありましたら、この様な調理道具もある事を思い出して頂けると嬉しいです。

また次回書くときは包丁以外のブログでお会い出来たらと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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