【和食vs洋食】どっちが好き?それぞれのメリットを比較してみた件

食べるの大好き!

こんにちは、みなさん!

日本は、世界の中でも「美味しい食事の国」として知られているのはご存知ですよね。
日本の「食」のなかで「和食」と「洋食」は、その中でも最も代表的な2つの食文化です。
「和食」は日本独自の伝統的な食事スタイルであり、「洋食」は西洋の影響を受けた食事スタイルです。
どちらも独自のメリットがあり、個人の好みによって選ぶことができます。

今回のブログでは、「和食」と「洋食」のメリットを比較しながら、それぞれの代表的なメニューを紹介します。

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和食


「和食」とは、日本独自の伝統的な食事スタイルおよび料理の総称を指す言葉です。
和食は、日本の歴史、文化、風土に根ざした多彩な料理を包括し、特定の調理法や食材に限定されるものではありません。
以下に、和食の特徴と要素をいくつか紹介します。

  1. バランスの取れた食事
    和食は、栄養価のバランスが取れた食事を重視しています。
    主食、主菜、副菜、汁物、漬物など、様々な要素から構成され、食事のバラエティと栄養摂取の均衡を考慮しています。
  2. 季節感と旬の食材
    和食は季節ごとに変わる食材を大切にし、旬の食材を活用します。
    これにより、季節感を表現し、食材の鮮度と味わいを最大限に楽しむことができます。
  3. 調理法のバリエーション
    和食にはさまざまな調理法が含まれており、刺身、焼き物、揚げ物、煮物、蒸し物、すき焼き、しゃぶしゃぶなど多彩なスタイルがあります。
    これにより、多様な味わいを楽しむことができます。
  4. 食器と盛り付けの美意識
    和食は、器や盛り付けにも美意識を持ち、色とりどりの料理が美しく配置されます。
    和食の食器や箸もその一部であり、視覚的な楽しみも提供します。
  5. 食材の種類
    和食にはさまざまな食材が使用されますが、特に米、魚、海藻、大豆、野菜が重要な要素です。これらの食材は、日本の食文化に欠かせないものとされています。
  6. 和食の代表的な料理
    和食には多くの代表的な料理があります。
    その中には、寿司、刺身、天ぷら、煮物、おでん、うどん、そば、すき焼き、しゃぶしゃぶ、お茶漬け、おにぎり、お吸い物、おせち料理(お正月の伝統的な料理)などが含まれます。
    最近では、らーめんやお好み焼きなども海外の人には和食を楽しむ食事として人気が高まっています。

和食は日本の文化や習慣に密接に結びついており、その食事スタイルは日本国内外で高く評価されています。
UNESCOによって、「和食」は2013年に無形文化遺産として認定され、日本の食事文化の価値が国際的にも認識されました。
和食は、バランスの取れた食事、美しい盛り付け、季節感、旬の食材への敬意など、多くの魅力を持つ食事スタイルとされています。

「和食」の無形文化遺産については、農林水産省公式HPに掲載されていますので、ご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/wasyoku_unesco5/unesco5.html

和食の魅力

和食は、日本特有のバランスの取れた栄養価と美しい盛り付けで知られています。
上記にもありますが、「和食」を楽しむ魅力は以下の内容が代表的な事として取り上げられています。

  1. 健康的な食材とバランス
    和食は新鮮な野菜、魚、海藻など、健康に良い食材を多く使用します。また、野菜が豊富に使われるため、食物繊維も摂ることができます。さらに、和食は塩分や油分のバランスが良いため、心臓病や生活習慣病の予防にも役立ちます。
  2. 美しい盛り付け
    和食の料理は、美しい盛り付けが特徴です。
    色とりどりの食材が、器に美しく配置され、季節感を表現します。
    これは視覚的にも楽しめる要素で、食事をより楽しいものにします。
  3. 多彩な調理法
    和食にはさまざまな調理法があり、刺身、焼き物、揚げ物、煮物など、さまざまなバリエーションが楽しめます。
    季節ごとに変わる旬の食材を使った和食は、味覚にも新鮮な驚きを提供します。

和食文化学会の公式HPからも和食についての魅力を掲載してくれています。
https://washoku-bunka.jp/

和食の代表的なメニュー

和食の代表的なメニューとして、以下の料理があります。

  1. 寿司
    生の魚やシーフードを、酢飯と一緒に食べるこの料理は、日本料理の代表といえるでしょう。
    ヘルシーで美味しい寿司は、世界中で愛されています。
  2. 天ぷら
    天ぷらは、野菜や海鮮をサクサクの衣で揚げた料理です。
    シンプルでありながら、香ばしい風味が楽しめます。
  3. 煮物
    煮物は季節の野菜や魚をだしで煮込んだ料理で、やさしい味わいが特徴です。
    代表的なものにおでんや煮豆があります。

サクサク天ぷらの作り方はキューピーマヨネーズさんが公式HPで掲載してくれています。
レシピが知りたい方はこちらをご覧ください。
https://www.kewpie.co.jp/mayokitchen/urawaza/urawaza04.html

洋食

「洋食」は、西洋の食事文化を基にした食事スタイルおよび料理の総称です。
洋食は、西洋諸国、特にヨーロッパやアメリカを中心に広まった食事スタイルを指し、特定の調理法や料理に限定されるものではありません。
以下に、洋食の特徴と要素をいくつか紹介します。

  1. 肉、乳製品、パン、シーフードの利用
    洋食は、肉(特に牛、豚、鶏)、乳製品(バターやチーズ)、パン、シーフード(魚介類)などが中心の食事スタイルです。
    これらの食材が多用され、料理に濃厚な風味をもたらします。
  2. 様々な料理スタイル
    洋食には多様な料理スタイルが含まれており、フランス料理、イタリア料理、スペイン料理、ドイツ料理、アメリカ料理など、さまざまな地域の特色が反映されています。
  3. 調理法のバリエーション
    洋食にはさまざまな調理法が含まれており、焼き、煮、揚げ、蒸し、ソテー、グリルなどがあります。
    これにより、多様な味わいとテクスチャが楽しめます。
  4. パンとペイストリー
    パンは洋食の基本的な要素であり、さまざまな種類のパンが楽しまれます。
    また、洋菓子やペイストリーも洋食文化の一部であり、デザートとして広く愛されています。
  5. 多国籍料理
    洋食は多国籍料理の要素を含み、世界各国の料理スタイルが洋食に取り入れられています。
    例えば、パスタ(イタリア料理)、カレー(インド料理)、ティラミス(イタリア料理)などが洋食の一部となっています。
  6. 食事のコース構成
    洋食には通常、前菜、メインディッシュ、デザートなど、多くのコースから構成されるフォーマルな食事スタイルが含まれています。
    フランス料理の「アペリティフ」「アントレ」「プラット・プリンシパル」「デザート」などがその例です。

洋食は世界中で広く愛され、多くの国で日常の食事として楽しまれています。
洋食はさまざまな国際的な料理スタイルを包含し、料理法や食材のバラエティが豊かであるため、多くの人々に愛されています。

日本で作られる洋食の魅力としてカゴメさんが、トマトケチャップやカゴメソースについての歴史を公式HPで掲載してくれています。
https://www.kagome.co.jp/foodservice/products_contents/ketchupsauce/

洋食の魅力

洋食は、ヨーロッパやアメリカを中心に広まった食事スタイルで、肉、チーズ、パンなどが中心となります。
洋食の魅力をいくつかご紹介します。

  1. 濃厚な味わい
    洋食は濃厚な味わいが特徴で、チーズ、バター、クリームなどが多用されます。これにより、濃厚な風味やコクが楽しめます。
  2. 多彩な肉料理
    洋食にはステーキ、ハンバーガー、ローストチキンなど、多彩な肉料理が含まれています。肉好きにはたまらない一方、たんぱく質が豊富に摂れます。
  3. パンとペイストリー
    洋食には美味しいパンやペイストリーも含まれており、朝食や軽食には特に人気があります。シンプルなパンからフランスのクロワッサンまで、多彩な種類が楽しめます。

ローストチキンのレシピはクラシルさんがとても美味しそうに掲載してくれています。
https://www.kurashiru.com/articles/5153afec-fb90-4a43-848d-3944c4fe148b

洋食の代表的なメニュー

洋食の代表的なメニューとして、以下の料理があります。

  1. ステーキ
    洋食の代表的な肉料理で、牛肉をジューシーに焼き上げたものが特徴です。ステーキソースやマッシュポテトと一緒に提供されることが多いです。
  2. パスタ
    イタリア発祥のパスタは、世界中で愛されている料理です。ソースのバリエーションが豊富で、カルボナーラ、ボロネーゼ、ペスカトーレなどさまざまな種類が楽しめます。
  3. ハンバーガー
    ハンバーガーはアメリカの代表的なファーストフードで、ジューシーなビーフパティをバンズで挟んで、新鮮な野菜やチーズ、ソースと一緒に食べる料理です。
    手軽で美味しいため、世界中で広く愛されています。

ステーキの美味しい焼き方はこちらのブログも参考にして頂けると嬉しいです。
「失敗しないステーキ肉の焼き方!美味しくなるプロのポイント5つ紹介
https://norintheworld.com/shippaishinaipointoste-ki/

「和食」と「洋食」の歴史

和食の歴史

「和食」という言葉が根付いた背後には、日本独自の食文化を強調し、日本料理を識別しやすくするための理由があります。
以下に、この言葉が根付いた理由をいくつか説明します。

  1. 文化のアイデンティティ強調
    「和食」という言葉は、日本独自の文化やアイデンティティを強調するために用いられています。日本の食文化は独自で、他国の食事スタイルとは異なる特徴が多く見られます。この言葉は、日本料理が他の国の料理と区別され、その独自性が強調されるのに役立ちました。
  2. 外国からの影響と対比
    日本には、外国からの食文化の影響もありましたが、それと対比させるために「和食」という言葉が使われたのです。洋食や中華料理、イタリア料理など外国料理が導入されても、日本料理と対比するために「和食」という用語が使われました。
  3. 世界への紹介
    「和食」という言葉は、日本の食文化を国内外に紹介する際にも便利でした。特に国際的な料理ブームの中で、日本の食文化を効果的に伝える手段として、「和食」の表現が活用されました。
  4. 伝統と進化の結びつき
    「和食」の言葉は、日本料理が伝統的な要素と同様に、新しいアイデアや進化にも対応できる柔軟性を持っていることを示しています。
    日本料理は、新しい食材や料理スタイルを取り入れつつも、その伝統を守り続けています。
  5. 食事文化の振興
    「和食」の言葉は、日本政府や関連団体による食事文化の振興と普及にも役立ちました。例えば、UNESCOによって日本の伝統的な食事法である「和食」が無形文化遺産として認定されたことで、日本の食文化の価値が国際的にも認識されました。

「和食」の言葉は、日本の食事文化を識別し、守り、宣伝するのに役立つ強力な言葉として、日本国内外で広く受け入れられています。
和食の歴史年表を調べられるかたは、「和食の旨み」さんが各時代の日本食の歴史を掲載してくれています。
https://www.kobayashi-foods.co.jp/washoku-no-umami/japanese-food-history

洋食の歴史

「洋食」が日本に入ってきた歴史は、日本の歴史と外交関係の変化に密接に関連しています。以下に、洋食が日本に導入された歴史的な段階を要約します。

  1. 16世紀 – ポルトガルの到来
    最初の洋食の影響は、16世紀にポルトガルの宣教師と商人が日本に到来したときに始まりました。
    彼らは洋食の要素を日本にもたらし、特にパン、パン粉、ワイン、ソーセージ、クリーム、チーズなどが導入されました。
    これらの食材は、当初はキリスト教宣教師を支援するために使われました。
  2. 17世紀 – オランダとの貿易
    ポルトガルの宣教師が追放された後、オランダが日本との貿易を続けました。
    オランダ商人は、日本に洋食の新たな要素をもたらし、コーヒー、紅茶、ビスケット、ビールなどが導入されました。
    オランダ商館は長崎に設立され、洋食文化の普及に寄与しました。
  3. 江戸時代 – 洋食の普及
    江戸時代には、洋食が日本の一部として広がりました。日本の料理と洋食の融合である「西洋折衷料理(洋食を取り入れた日本食)」が登場しました。例えば、かつてのポルトガルの影響から、日本に「カステラ」と呼ばれるケーキが導入されました。
  4. 明治時代 – 近代化と洋食
    明治時代(19世紀末から20世紀初頭)に、日本は急速な近代化を遂げました。これに伴い、洋食が一層普及し、西洋料理が日本社会に取り入れられました。これは、新しい学校や軍隊での食事制度、レストラン、カフェなどの普及によって推進されました。
  5. 20世紀以降 – 洋食の多様化
    20世紀に入ると、日本の洋食は多様化し、洋食レストランが増加しました。フランス料理、イタリア料理、アメリカ料理など、さまざまな洋食のスタイルが広まりました。また、日本の食材と調理法を取り入れた独自の洋食スタイルも発展しました。

今日、日本では和食と洋食の両方が共存し、日常の食事や特別な機会に楽しまれています。
この豊かな食文化の結果、日本は世界で有名な食事の国の1つとなり、和食と洋食の融合が多くの人に愛されています。

洋食についての日本に入ってきた歴史について「洋食文化研究所」さんが詳細を掲載してくれているページがありました。
https://kome-academy.com/roots/public.html

どちらが好き?

和食と洋食は、それぞれ異なる魅力を持っています。
どちらが好きかは、個人の好みや健康状態によることが多いです。
以下に、どちらを選ぶかのポイントをいくつか示します。

ちなみに、和食の人気メニューのひとつでもある「おにぎり」!
おにぎりの具について、こちらのブログも見て頂けると嬉しいです。
「子供が喜ぶおにぎりの具TOP10!お弁当活用できるアレンジ具材!」
https://norintheworld.com/onigiriguzaibest10/

和食を選ぶ理由

  1. 健康志向
    和食は、野菜や魚を中心に据えた食事で、塩分や油分のコントロールがしやすいため、健康的な食事を重視する人に適しています。
  2. 日本の文化を楽しむ
    和食は日本の伝統的な文化を感じることができる食事スタイルであり、日本の美意識や四季折々の食材を楽しむことができます。
  3. バリエーション豊富
    和食には多彩な料理があり、寿司、刺身、天ぷら、煮物など、季節や好みに合わせて楽しむことができます。

洋食を選ぶ理由

  1. 肉料理の愛好者
    洋食は肉を多く使用するため、肉好きにはたまらないメニューが多くあります。
    ステーキやハンバーガーなどが代表的です。
  2. 濃厚な味わいを好む
    チーズ、クリーム、バターなど、濃厚な食材が多用されるため、濃厚な味わいを楽しむことができます。
  3. 多彩な国際料理
    洋食は世界中に影響を与え、多国籍料理が楽しめるため、国際的なバラエティを楽しみたい人に向いています。

【時短の料理】手抜きで美味しい!自宅で作れる簡単パスタレシピ!の記事も書いています。
是非参考にされてみて下さい。
https://norintheworld.com/kanntanntenuki/

まとめ

いかがでしたでしょうか。

和食と洋食、どちらが好きかは、個人の好みや状況によって異なります。
健康を重視するなら和食が良いかもしれませんし、肉料理や濃厚な味わいを楽しみたいなら洋食が向いているかもしれません。

最終的には、どちらの食事スタイルも美味しさと楽しみがたくさん詰まっていますので、機会があれば両方を楽しんでみることをおすすめします。
また、健康的な食事のために、和食と洋食を組み合わせることも考えてみてはいかがでしょうか。
どちらの食事スタイルを選ぶにせよ、食事を楽しむことが大切です。

ちなみに、朝ごはんについての戦いもよく話題になります。
あなたは、パン派?それともご飯派?
是非、こちらの記事もお読み頂けると嬉しいです!!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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