はじめに
みなさん、こんにちは!
みなさんは家で「すき焼き」を作ったりしますか?
私は、子供が好きなので、お肉の安売りを見かけると「あぁ、今日はすき焼きにしようかな」などと考える事があります。
ですが、「すき焼き」を作るうえで、肝心なのが「割り下」を作る事。
市販品の割り下を買っても良いのですが、家にある材料で出来るのがBEST。
どうには家にある材料で、簡単にすき焼きができたらなぁと思う方は多いのではないでしょうか。
そこで、自宅で本格的なすき焼きを楽しむために、大きなカギとなる「割り下」の作り方について書いていきたいと思います。
プロの技を取り入れて、おうちで美味しいすき焼きを味わいましょう。
今回は、プロの料理人から教わった割り下のレシピやコツをご紹介します。
手軽にできるので、ぜひ試してみてください!
1. 材料の用意
まずは、割り下の材料を揃えましょう。
材料は3人~4人前の分量です。
プロがおすすめする基本の割り下は、以下の通りです。
割り下を作る際の黄金比を覚えておきましょう!
作る量が増えても、この黄金比を覚えておくと、とっても便利です!!
材料:
- しょうゆ: (約100ml)
- みりん: (約100ml)
- 酒:(約100ml)
- 砂糖: 30g ※甘さが苦手な方は減らして調整下さい。
- 昆布だし:お好みで
具材(すき焼きに入れるもの):お好みで野菜を追加してください
- 牛肉(薄切り): 約400g(脂身と赤身をバランスよく)
- ねぎ: 長ねぎ1本(青い部分を斜めに薄切り)
- しんしん菜(または白菜の葉): 適量(食べやすい大きさに切る)
- 春菊:一束
- 玉ねぎ:1個
- しいたけ: 適量(石づきを切り落とす)
- 滑り卵: 1人あたり1個
これらの材料で、3人~4人分のすき焼きが作れます。
必要に応じて、好みに合わせて具材の量を調整してください。
特に肉は薄切りがおすすめで、食べやすい大きさに切った具材が楽しさを倍増させます。
これらの材料をしっかり揃えておくことで、コクと深みのある割り下が完成します。
2. だしの取り方
いちから出汁も取られるかたは、以下の手順で出汁を取られてみて下さい。
割り下のベースとなるだしは、昆布と鰹節を使ったものがおいしさのポイントです。
昆布は太刀魚昆布がおすすめで、鰹節は薄削りがより風味豊かな仕上がりになります。
- 昆布は水で洗い、30分ほど水につけておく。
- 昆布を取り出し、だしを取ります。鰹節を加え、中火にかけて約15分煮る。
- 煮だしたら火を止め、鰹節を投入して5分ほど置く。
- 鰹節をこしてだしを完成させる。
私は手抜きをする場合、顆粒を使ったり、出汁取りの手順を抜く事もあります。
お肉や野菜から味が染み出すので、手間なときはこの手順を飛ばして頂いても大丈夫です。
プロのだしの取り方:その2
- 昆布の準備:
- 太刀魚昆布を約10cm四方に切り、表面の塩を軽くふり払います。
- 昆布を水で洗い、表面の余分な塩を取ります。
- だしをとる:
- 昆布を鍋に入れ、水を約800ml注ぎます。
- 弱火にかけ、昆布を取り出す直前まで温めます。
沸騰させないように注意してください。
- 昆布取り出し:
- 昆布が柔らかくなり、だしが出たら昆布を取り出します。
昆布の残り湯は後で使います。
- 昆布が柔らかくなり、だしが出たら昆布を取り出します。
- だしを仕上げる:
- 鰹節を薄切りにし、だしに加えます。
- 中火にかけ、鰹節が浮かび上がったら、火を止めて5分ほど置きます。
- 鰹節をこして、だしを仕上げます。
これで、美味しいだしが完成しました。
昆布と鰹節の組み合わせにより、深いコクと風味が感じられるでしょう。
だしは濾す際に網などを使って細かいものを取り除くと良いです。
このだしをベースにして、割り下を作ります。
だしの取り方は時間と丁寧な手順が必要ですが、その分美味しさが際立ちます。
ぜひ手間をかけて、プロ仕様のすき焼きを楽しんでください。
3. 割り下の作り方
では、割り下を仕上げていきましょう。
- 酒、みりんを鍋に入れ、強火にかける。
- 沸騰させて、アルコールを飛ばす事でお酒臭さを無くします。
- しょうゆ、砂糖を加え、混ぜながら中火で温める。
- 一度煮立ったら、弱火にして5分ほど煮詰める。
ここでのポイントは、材料をしっかり混ぜること。
均一な味に仕上げるためには、手早くかき混ぜることが大切です。
手順はシンプルですが、混ぜながら温めることで調味料が均一になり、より美味しい割り下ができます。ここで作った割り下を、すき焼きの食材を入れて煮込むと、絶品のすき焼きが完成します。
ぜひ家族や友達と一緒に楽しんでください!
4. 仕上げとアレンジ
割り下が完成したら、すき焼きの仕上げです。
具材はもちろん、お好みで白滑り卵やねぎ、きのこなどをプラスすると一層美味しさが広がります。
また、割り下には薄切りの牛肉を漬け込んでおくと、肉がじっくり味わいを吸収し、より一層美味しくなります。
- 具材の追加:
- 作った割り下を使って、鍋に具材を追加します。
牛肉、ねぎ、しんしん菜、しいたけなどを加えます。
たまねぎは、レンジで3分ほど温めておくと、味が染みて美味しく頂けます。 - 具材はお好みでアレンジ可能です。
他にも椎茸や、最後の締めにうどんも加えても美味しいです。
- 作った割り下を使って、鍋に具材を追加します。
- 煮込み:
- 具材がしんなりするまで中火で煮込みます。
- 牛肉に火が通ったら、具材が柔らかくなり、味がよく染み込んで美味しいすき焼きが完成します。
- 白滑り卵の用意:
- 各人の食べる直前に、生卵を割り、すき焼きのつゆに絡めていただきます。
- 生卵は新鮮なものを使用し、食材や食材の温度に注意してください。
- ねぎや一味唐辛子のトッピング:
- 仕上げにねぎを散らしたり、一味唐辛子をトッピングすると風味がアップします。
- お好みで七味やポン酢を添えても美味しいです。
- 器に盛り付け:
- すき焼きが煮えたら、各自の器に盛り付けます。
- ご飯と一緒にいただくのもおすすめです。
- お好みのアレンジ:
- お好みで、ご飯にかけて丼にしても美味しいです。
また、うどんやそばと一緒に食べるのもおすすめです。
- お好みで、ご飯にかけて丼にしても美味しいです。
これらの手順で、プロ仕様のすき焼きが自宅で楽しめます。
アレンジ次第で様々な味わいが楽しめるので、ぜひ自分の好みに合わせて試してみてください。
家族や友達との食事がより一層特別なものになることでしょう。
5. おわりに
いかがでしたでしょうか。
これで、自宅でプロ仕様のすき焼きが楽しめる準備が整いました。
割り下の作り方や仕上げのポイントを押さえて、ぜひ家族や友達と美味しいひとときを過ごしてみてください。
お好みでオリジナル性を出した野菜を加えてください。
豆腐やしらたき、人参やキノコ類などを加えてもとても美味しく頂けます。
プロの技を盗んで、自宅のキッチンで本格的なすき焼きを楽しんでくださいね!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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