昔は、日本酒といえばおじさんのお酒という印象があった様に思う。日本の「酒」っていうイメージが
強く、道端や駐車場なんかで、おじさんがコンビニで買ったであろう透明ガラスのカップを片手に飲ん
でいる、そんなイメージが私にはあった。
最近では、全国から様々なお酒が打ち出されていて、若い人の中でも飲みやすい「日本酒」として浸透
してきている感じを受ける。「獺祭」や「上善如水」などが流行った事も関係があるのかもしれない。
私も個人的に日本酒が好きで飲む事がある。
どんな種類があり、違いや、アルコール度数、どんなおつまみが良いのかなど個人的観点から考察して
みたいと思う。
- ・日本酒とは。清酒と日本酒は違うの?
- ・日本酒は賞味期限があるの?保存方法は?
- ・日本酒はアルコール度数が高いのか低いのか。
- ・日本酒を飲むのに、どんなおつまみが合うの?
- ・まとめ
日本酒とは。清酒と日本酒は違うの?
そもそも日本酒とは、米・麹・水を加えて、熟成させて作る飲み物の事。
昔から「酒は百薬の長」と言われきて、適度に飲む事で健康に良いとも言われている。
「清酒」とは先ほどの原料である、米・麹が海外産のもの含めて使われ、製造されている物を「清酒」
と呼ぶ事に対し、「日本酒」は米も麹も日本の国内で作った米のみを使用し、さらに、日本の国内で
醸造したもののみ「日本酒」と呼ぶ事ができる。
最近では色んな地域で、色んな種類の酒が造られていてご当地酒として多く販売されはじめている。
この「酒」の歴史は紀元前から日本に根付いているのではないかと、いろいろな歴史上の文書や遺跡か
らも文献がでてきているらしい。
日本酒は賞味期限があるの?保存方法は?
日本酒の瓶を手に取った事がある人も多いと思うのだが、ラベルや瓶そのものを見ても、どこにも賞味
期限の表記がない。消費期限などにうるさくなったこの時代に賞味期限が無いなんて、いったい、いつ
までの物だったら飲めるんだ? 調べていくと、日本酒にそもそも賞味期限はない。というのが回答に
なる。そもそも日本酒には比較的高いアルコールが入っていて、他のウイスキーやワインと同じように
腐ることはないのだそう。ただ、腐る事は無いというだけで、風味や味の変化は熟成により進む様。
保存方法としては、温度が一定で15℃以下で直射日光が当たらない場所。つまり一般的な保管場所とし
ては、家の冷蔵庫の中がベストな条件をかなえてくれる事になる。ただし、光が当たるのも良くないら
しく、出し入れが多い冷蔵庫は頻繁に光があたって劣化していくのだとか。
じゃあ、じゃあ、じゃあ、どうしたらいいのか。新聞紙でくるむか、箱にいれると良いとのこと。
さらに、さらに、保管するにも横置き禁止。空気に触れる面積が広がると酸化とともに劣化する。
日本酒はアルコール度数が高いのか低いのか。
酒税法で「日本酒」のアルコール度数は、「22度未満」と決まっているため、平均して15度前後のアル
コール度数の日本酒が多いのだそう。では、アルコール度数22度を超えてしまったものはどうなるので
しょうか。それは同じように作った「リキュール」として存在し「日本酒」にはならない。
アルコール度数が15度くらいということは、ビールやワインなどよりはアルコール度数が高く、
焼酎やウイスキーなどよりは低いという考え方になる。
うーーん、高いんだか、低いんだか。そんな、真ん中的な存在。
日本酒を飲むのに、どんなおつまみが合うの?
私自身、刺身や焼き魚、スルメイカ、おでんなど、いろんな和食に合うお酒は日本酒だと思っている。
日本の魚は四季折々で、季節によって美味しい魚が変わる。そこに日本酒を合わせて飲むのが、たまら
なく美味しい。日本酒はさきほど「米」で出来ている話しをした。
私自身の考えだが、米に合う料理はなんでも日本酒に合うと思っている。
肉、魚、野菜、など、「あぁ、これご飯欲しいなぁ」と思うおかずが日本酒には合う。
外で酒を飲むという居酒屋スタイルが無かった江戸時代初期のころ、最初に江戸で流行ったのが
「田楽」だという。家に買って帰って飲む事が主流だった時代、酒屋で酒を買って店先で飲み始めた
おやじが居た事が居酒屋のスタートらしい。その際に、出していたのが「味噌田楽」そこから、湯豆腐
ゆでダコ、どじょう汁など増えていったのだと。
まとめ
日本酒の歴史も含めた、美味しいお酒の説明は少し役にたてたでしょうか。
私自身、お酒全般が好きなので、日本酒含め美味しい料理と美味しいお酒を求めて楽しんでいる。
アルコール度数が高いものは、水をお酒と同量飲むことをお勧めする。これは経験談でもあれば、
お酒の先輩方々に教わったものでもある。激しく酔う事が少なくなり、二日酔いにもなりにくくなる。
お酒は楽しく飲むものであって、人に迷惑を掛ける飲み方はしてはいけない。
自分が美味しいと思う料理に合わせてみてはどうだろうか。
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