いまの小学校2年生に教える昔の遊びBEST5

子育て

こんにちは、最近の子どもたちは、スマホやタブレットなどのデバイスに触れる機会が増え、室内で過ごす時間が増えていませんか。私の子供も外で遊びたいと言ってくれる日は良いのですが、気が向かないとすぐゲームやタブレットなどで室内遊びを始めます。
近代的と言えばそれまでですが、そのために、私が小学校のころに無我夢中で遊んでいた、昔の遊びを知らない子どもに育っていっています。最近は子供たちも遊びが近代的になってきている子も多いかもしれません。そこで今回は、今の小学校2年生に教えたい昔の遊びについて紹介します。

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〇お手玉

まずは、「お手玉」です。お手玉は、小さな布袋に入った小さな玉を使って遊ぶ遊びです。
お手玉を上手に扱うと、様々な技を披露することができます。お手玉は、江戸時代から遊ばれており、今でも根強い人気があります。
小さな玉を使って、さまざまな技を繰り出すことができます。お手玉には、さまざまな種類がありますが、一般的には四角形の布で作られたものが使われます。布で作られているため、手にフィットして握りやすく、滑りにくいという特徴があります。
お手玉を練習する際には、最初は単純な投げ方から始めることがおすすめです。まずは一つのお手玉を手で投げ、再び手で受け止めることを繰り返し練習します。慣れてきたら、二つ、三つとお手玉の数を増やしていくことができます。そして、技を繰り出すためには、お手玉を投げる角度や速度、受け止めるタイミングなどを熟知する必要があります。
お手玉は、単純な遊び方から複雑な技まで、幅広い遊び方ができるため、大人から子どもまで楽しめる遊びです。また、お手玉は技を磨くことで自己肯定感を高めることができるという点も魅力的です。手先を使う遊びには、脳の発達にも良い影響があるとされています。そのため、お手玉は知育玩具としても注目されています。
また、お手玉は一人で遊ぶこともできますが、友達と一緒に遊ぶとさらに楽しくなります。友達と一緒に技を競ったり、協力して技を繰り出したりすることもできます。
まずは一つのお手玉を使って単純な投げ方を教えると良いでしょう。そして、少しずつお手玉の数を増やし、技を繰り出すことにも挑戦してみましょう。友達と一緒に遊んで、お互いの技を競い合ったり、協力して遊んだりすることも楽しいです。


東京おてだまという団体が検定表まで発表しています。
動画付きなので、一度試して見られると遊び方も理解できて良いと思いますよ。
https://tokyootedama.jp/activity/regulation-movie/

〇かくれんぼ

次に、「かくれんぼ」です。誰もが知っている「かくれんぼ」ですが、昔から親しまれている遊びの一つで、今でも子どもたちに愛されています。
かくれんぼは、ルールがシンプルで誰でも簡単に参加できます。しかし、そのシンプルなルールから、様々なバリエーションが生まれ、色んなローカルルールを作ることもあります。
かくれんぼは、隠れ手と鬼との会話から、子どもたちのコミュニケーション能力や協調性を育むことができます。参加者が多い場合には、おにとかくれた人たちが声をかけ合って協力することが必要になってきます。また、かくれた人たちは、隠れた場所を工夫することで見つからないように努力し始めます。そのため、想像力や創造力を養うことにも繋がっていきます。
単純な遊びでありながら、子どもたちが自分自身を表現し、自分自身を認識することができる遊びでもあります。かくれた人が自分自身を表現することで、自己主張や自己表現の力が育まれます。
ただし、入ってはいけない場所や、危険な場所には十分注意して遊びましょう。
私も当時は入ってはいけない場所などに入り、大人に怒られたものです。
子供達を遊ばせる時は気を付けてあげましょう。

いまでは、日本かくれんぼ協会という団体が存在し、日本大会だけでなく、世界大会まで開催されている様子。世界大会では軍人まで参加する様な大規模な本気のかくれんぼ。
いちど、見てみたくなる本気のかくれんぼも楽しそうです。
https://japan-kakurenbo.com/

〇すごろく

すごろくは、サイコロを振って進むマス目の上で遊ぶ遊びです。途中には、罰ゲームやボーナスなどが設定されており、運と戦略を駆使して先にゴールを目指します。すごろくは、家族や友達と一緒に楽しむことができる遊びで、とても会話が弾み、盛り上がるゲームです。
日本に伝わったのは、江戸時代のころで、当時は賭博として行われることが多かったと言われていますが、現在では家族や友人と楽しむ遊びとして広く親しまれています。
すごろくは、単純なルールであるため、年齢を問わず楽しむことができます。また、すごろくを通して、数学的な概念や思考力、判断力、忍耐力、コミュニケーション能力など、様々な能力を養うことができます。そのため、学校の授業や子ども向けのイベントで取り入れられることもあります。
また、スマートフォンアプリとしてもリリースされており、誰でも手軽にプレイすることができます。
すごろくは、歴史ある日本の伝統的な遊びであり、年齢を問わず楽しめる遊びです。そのルールの単純さと奥深さ、様々な能力を養うことができることから、今でも多くの人々に愛され続けています。
すごろくには、色々な種類があります。
代表的なものに、日本の風景をテーマにした「日本地図すごろく」などがあります。
日本の文化などを学べる要素が含まれていて、日本全国の地図などがルート上に配置されているたりします。これらを進んでいくことで、地理や歴史に触れることができ、学びながら楽しむことができます。
年齢を問わず楽しめるすごろくは、家族や友人との交流の機会としても重宝されています。


〇竹馬

竹馬は、竹を材料にして作られた道具を使って遊ぶ遊びです。竹馬に乗って歩くことで、バランス感覚を養うことができます。竹馬は、身体を動かす遊びでありながら、乗れた時の達成感などが味わえて、子供達にはおすすめです。
竹馬の歴史は古く、奈良時代の絵巻物にも描かれていることから、少なくとも1000年以上前から存在していたと考えられています。
竹馬を上手に乗りこなすには、バランス感覚が必要で、体幹をしっかりと支えることができるようになると、より長い距離を進むことができるようになります。竹馬は、身体のバランス感覚を養うことができるため、体力や精神力を養うのに役立つとされています。
竹馬は、単純な構造で作られているため、手作りすることもできます。家庭や学校などでも、竹を使って手作りすることができます。手作りすることで、自分たちで工夫して作った遊具に乗る楽しさを味わうこともできます。
単純ながらも体力やバランス感覚を養うことができる、古くから愛され続けている日本の伝統的な遊びです。


竹馬も検定表がある様で、どこまでできるかで達人レベルまでいけるのか参考程度にチェックしてみるのも楽しいですね。
https://www.asoyama.com/takeuma/y_kentei.html

〇けん玉

けん玉は、木製の棒と、そこにつながっている玉を使って遊ぶ遊びです。玉を棒につなげる技を披露することができます。けん玉は、熟練者になると様々な技を繰り出すことができ、大人から子どもまで楽しめる遊びです。日本発祥の伝統的な遊びで、特に小学生を中心に人気があります。けん玉にはさまざまな技があり、上達すると熟練の技を披露することもできます。
けん玉の起源は江戸時代に遡ります。当時は「つまもん」と呼ばれ、日本の田舎で遊ばれていたものでした。当時は竹を削って作った細長い玉を紐につけて遊んでいたそうです。昭和期に入ると、現在のような形のけん玉が作られるようになり、人気を集めるようになりました。
けん玉は、簡単な遊び方から始めることができます。最初は、棒についたカップに玉を乗せるところから始めて、練習を重ねることで、玉を叩いたり、跳ねたり、回したりする技を覚えることができます。技には難易度があり、一つずつクリアしていくことで、上達していくことができます。
けん玉をすることで、集中力や忍耐力、バランス感覚など、様々なスキルを養うことができます。


けん玉検定は公式サイトがあります。
とても詳しく掲載されているので、カッコいい技やアイテムを揃えて、こどもと一緒に遊んでみるのもたまには楽しいかもしれませんね。
https://kendamakentei.com/

〇まとめ

これらの遊びは、子どもたちが楽しみながら学ぶことができる点が魅力的です。お手玉やけん玉など、技を磨くことで成長を感じることができる遊びもあるため、子どもたちが自己肯定感を高めることができるでしょう。
また、かくれんぼやすごろくなど、家族や友達と一緒に遊ぶことでコミュニケーション能力も向上することが期待できます。最近は、スマホやタブレットなどのデバイスを使った遊びが主流になっていますが、昔から遊ばれてきた遊びにも魅力があることを再認識できるかもしれません。
ただし、昔の遊びには危険が伴うものもあります。竹馬などの身体を動かす遊びでは、怪我に注意が必要です。かくれんぼも、危険な場所で遊ぶと危険です。安全に遊ぶためには、適切な場所や環境を整えることが重要です。
最後に、昔の遊びに触れることで、子どもたちが自然と歴史や文化に触れることができる点も魅力的です。昔から遊ばれてきた遊びは、時代や場所を超えて愛され続けています。今の子どもたちも、昔から伝わる遊びを楽しんでほしいと思います。

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