みなさん、こんにちは！
子どもは成長する中で免疫力がまだ未発達のため、大人よりも感染症にかかりやすい傾向があります。
特に、集団生活を始める保育園や学校では感染のリスクが高まるため、親としてはどのような感染症があり、どのように予防すればよいかを知っておくことが大切です。
私も子育ての真っ最中のため、子供が貰って来た色んな感染症を貰いました。
子供を看病しながら知識が少しでもあれば、家族に感染させることなく、事前に対策できたのにと思いながらこのブログを書いています。
今回のブログでは、子どもが感染しやすい感染症10選を取り上げ、その特徴や予防法、治療方法について解説します。
感染症予防のためのアイテム
- 手指消毒用アルコール
手洗いが難しいときに使用できます。持ち運び用の小型ボトルもおすすめです。 - ハンドソープ
手洗い習慣をサポートするため、子どもが好む香り付きや泡タイプを選ぶのも効果的です。 - 使い捨てマスク
感染拡大を防ぐため、子ども用と大人用の両方を準備しましょう。 - 使い捨て手袋
嘔吐物や排泄物を処理する際に使用します。 - 消毒用スプレー
次亜塩素酸ナトリウムやアルコールベースの消毒剤を用意し、日用品や家具の消毒に活用します。 - ウェットティッシュ（消毒機能付き）
外出先やすぐに拭きたいときに便利です。 - 空気清浄機
ウイルスやアレルゲンの拡散を防ぐために役立ちます。
病気時に役立つアイテム
ソフトタイプ 2枚重ね
- 体温計
デジタル式や耳用・非接触タイプなど、素早く測定できるものがおすすめです。 - 経口補水液（OS-1など）
脱水症状を防ぐため、常備しておくと安心です。 - 解熱剤や市販の鎮痛剤
小児用の安全なものを常備しておきますが、使用前に医師に相談しましょう。 - 柔らかいガーゼや冷却シート
発熱時のケアに使用します。 - 使い捨てタオルやペーパータオル
感染者が使用したタオルの使い回しを防ぎます。 - 口腔ケア用品
口内炎や喉の痛みを和らげるため、無刺激のマウスウォッシュなども検討してください。 - 吸引器（鼻水吸引器）
特に乳幼児に使用することで、鼻詰まりを軽減します。
その他の推奨アイテム
上から注水 かしつき 無階段ミスト調整 54時間連続作動
- 予備の薬箱
薬や医療アイテムを整理しておき、必要なときにすぐ使えるようにしておきます。 - お子さま用絵本や動画コンテンツ
安静にしている間、退屈しないよう準備しておくと安心です。 - 加湿器
乾燥した空気を防ぎ、喉や鼻の粘膜を保護します。 - 防水シート
嘔吐やお漏らしがある場合に便利です。 - 常備食品や冷凍食品
子どもが病気で食欲がないときでも、消化の良い食べ物をすぐに準備できます。
これらのアイテムを備えることで、感染症の予防や対策がよりスムーズに行えます。
特に家庭内での感染拡大を防ぐため、適切な消毒と衛生管理を意識して対応しましょう。
それでは、注意しなければならない感染症をみていきましょう！
1. インフルエンザ
特徴： 毎年冬に流行するウイルス感染症で、発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感などが主な症状です。
重症化すると肺炎や脳炎を引き起こすことがあります。学校や保育園で集団感染が起こりやすいです。
予防法：
- 毎年の予防接種を受ける。
- 手洗い・うがいを徹底する。
- 免疫力を高めるため、栄養バランスの良い食事と十分な睡眠を心がける。
治療方法：
- 抗インフルエンザ薬（タミフルやリレンザなど）を医師の指示に従って服用する。
- 十分な水分補給を行う。
- 高熱が続く場合は解熱剤を使用するが、必ず医師の指示に従う。
大人の注意：
- 感染した子どもがいる場合、看病する際はマスクを着用し、手指の消毒を徹底する。
- 同居家族全員が予防接種を受ける。
2. ノロウイルス
特徴： 冬場に多い胃腸炎の原因ウイルスで、嘔吐や下痢、腹痛、発熱が主な症状です。
脱水症状を引き起こすことがあるため注意が必要です。
家庭内や集団生活での二次感染が非常に起こりやすいです。
予防法：
- 食事前やトイレ後の手洗いを徹底する。
- 生ものの摂取を避ける。
- 感染者が出た場合は、消毒用アルコールや次亜塩素酸ナトリウムでしっかりと消毒する。
治療方法：
- 脱水症状を防ぐため、経口補水液をこまめに飲む。
- 症状が重い場合は医療機関で点滴を受ける。
- 嘔吐や下痢が止まるまでは安静に過ごす。
大人の注意：
- 感染した子どもの嘔吐物や排泄物の処理をする際は、使い捨て手袋とマスクを着用する。
- 衣類やタオルを高温で洗濯する。
3. 水痘（水ぼうそう）
特徴： 水痘帯状疱疹ウイルスによる感染症で、発疹や痒み、発熱を伴います。
発疹は水ぶくれとなり、全身に広がることがあります。
予防接種を受けていない子どもが感染しやすいです。
予防法：
- 予防接種を受ける。
- 感染者との接触を避ける。
治療方法：
- 症状が軽い場合は、痒みを抑える薬（抗ヒスタミン薬）を使用する。
- 症状が重い場合は、抗ウイルス薬（アシクロビルなど）を医師の指示で服用する。
- 発疹を清潔に保ち、感染を防ぐために爪を短く切る。
大人の注意：
- 自分が水痘に感染した経験がない場合は特に注意し、予防接種を検討する。
- 子どもが発疹を掻かないよう手袋を着用させる。
4. 手足口病
特徴： エンテロウイルスによる感染症で、手のひらや足の裏、口の中に発疹が現れます。
発熱や喉の痛み、食欲不振が伴うことがあります。
乳幼児が特に感染しやすく、夏場に流行します。
予防法：
- 手洗いをこまめに行う。
- 使用したタオルや食器類を分けて管理する。
治療方法：
- 症状が軽い場合は自然治癒を待つ。
- 高熱が続く場合は解熱剤を使用するが、医師に相談する。
- 痛みがひどい場合は医師に相談し、症状を緩和する薬を処方してもらう。
大人の注意：
- 感染した子どもが触れたおもちゃや家具を消毒する。
- 自分が感染した場合、乳幼児との接触を最小限にする。
5. 麻疹（はしか）
特徴： 麻疹ウイルスによる感染症で、高熱、咳、鼻水、結膜炎、発疹が特徴です。
発疹は顔から始まり、全身に広がります。
非常に感染力が強く、免疫がない場合はほぼ100%感染します。
予防法：
- 予防接種（MRワクチン）を受ける。
- 感染者が出た場合、速やかに医療機関を受診する。
治療方法：
- 高熱に対しては解熱剤を使用するが、必ず医師の指示に従う。
- 十分な水分補給を行い、安静に過ごす。
- 症状が重い場合は入院が必要なこともある。
大人の注意：
- 子どもが麻疹にかかった場合、他の家族や友人に感染が広がらないよう注意する。
- 自身が予防接種を受けているか確認する。
6. 風疹
特徴： 風疹ウイルスによる感染症で、発熱、発疹、リンパ節の腫れが主な症状です。
軽症で済むことが多いですが、妊婦が感染すると胎児に影響を及ぼすことがあります。
予防法：
- 予防接種（MRワクチン）を受ける。
- 流行期には人混みを避ける。
治療方法：
- 症状が軽い場合は自然治癒を待つ。
- 症状を和らげるために医師の指示で解熱剤や抗炎症薬を使用する。
- 重症化した場合は入院治療が必要なこともある。
大人の注意：
- 妊婦がいる家庭では特に注意が必要。感染が疑われる場合は速やかに医療機関を受診する。
- 妊娠を計画している女性やそのパートナーは、予防接種を事前に受ける。
7. ヘルパンギーナ
特徴： 夏場に流行するエンテロウイルス感染症で、喉の痛み、高熱、口内の水疱が特徴です。
食欲不振やだるさを伴うこともあります。
幼児が特に感染しやすいです。
予防法：
- 手洗いを徹底する。
- 汗をかいた後は速やかに着替えを行う。
治療方法：
- 高熱に対して解熱剤を使用する。
- 十分な水分補給を行う。
- 症状が重い場合は医師に相談する。
大人の注意：
- 子どもの高熱が続く場合は早めに医師に相談する。
- 十分な水分補給を促す。
8. 溶連菌感染症
特徴： のどの痛み、発熱、発疹が特徴で、苺舌（舌が赤く腫れる）も現れることがあります。
子どもがかかりやすい細菌感染症です。
抗生物質で治療が可能です。
予防法：
- 手洗いやうがいを徹底する。
- 感染者との接触を避ける。
治療方法：
- 抗生物質を医師の指示通りに服用する。
- のどの痛みを和らげるため、温かい飲み物を与える。
- 症状が改善するまで安静に過ごす。
大人の注意：
- 処方された抗生物質を途中でやめず、最後まで服用する。
- 子どもが感染した場合、他の家族への感染を防ぐためにタオルや食器を分ける。
9. 流行性耳下腺炎（おたふくかぜ）
特徴： ムンプスウイルスによる感染症で、耳の下やあごの腺が腫れ、痛みを伴います。
発熱や倦怠感が現れることがあり、重症化すると髄膜炎や難聴を引き起こすことがあります。
予防法：
- 予防接種（おたふくかぜワクチン）を受ける。
- 流行期には感染者との接触を避ける。
治療方法：
- 痛みを和らげるため、鎮痛薬や冷湿布を使用する。
- 水分補給を行い、柔らかい食事を与える。
- 高熱が続く場合や症状が悪化する場合は医師に相談する。
大人の注意：
- 子どもの症状が悪化した場合は、速やかに医療機関を受診する。
- 自身も予防接種を検討する。
10. 百日咳
特徴： 百日咳菌による細菌感染症で、激しい咳が特徴です。
咳が止まらず、呼吸困難を引き起こすこともあります。
乳幼児が感染すると重症化するリスクが高いです。
予防法：
- 定期的な予防接種（DPTワクチン）を受ける。
- 咳をしている人との接触を避ける。
治療方法：
- 抗生物質を医師の指示に従って服用する。
- 咳を和らげる薬を処方してもらう。
- 十分な水分補給と安静を心がける。
大人の注意：
- 子どもが咳を繰り返している場合は早急に医師に相談する。
- 家族全員が予防接種を受け、感染予防を徹底する。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これらの感染症に対する適切な予防と対応が、子どもの健康を守る鍵です。
感染症にかかった場合でも、冷静に対処し、医師の指示を仰ぎながら治療を進めましょう。
大人が注意を払い、感染症対策を徹底することで、家庭内での感染拡大を防ぐことができます。
当然のことながら、大人が感染すると一大事です。
子供の面倒は親が見るしかありませんが、大人が感染しても子供のお世話はなくなりません。
日常の保育園はありますし、学校にも送り出さなければなりません。
ご飯の準備、おむつ替え、水分補給、寝かし付け、様々な日常は体調を崩しても行わなければならないのが親ですよね。
そうなる前に、対策方法をしっかり学んでおきましょう。
そして、なにより病院に行き、医師の指示に従いましょう。
みなさんの健康をお祈りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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